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ゴルフの話2 [ゴルフ]

先日、MR-23 U.S.BLADEをオークションで落札したと書いた。オークションの説明文には「状態は大変キレイ」と書いてあったのでそれを信用したのだが、届いたクラブを見てがっかりした。目立つような凹みは無いのだが、小さな傷が無数についていた。オークションで掲載されていた画像ではほとんどそれが見えないのだが、意図的なのかカメラの性能なのか実物は随分と違った。軟鉄特有の傷ではあるのだが、使う際に気をつけていれば防げる傷で、自分が付けた傷でないために何となく気分が悪い。期待が大きかっただけに落胆も大きく、打感や打球の結果が良い割りに気分がいまいちすぐれない。傷モノをつかまされたという思いが拭い去れなかった。


この画像では良く見えないと思うが、肉眼だと細かい傷が結構ついているのが見える。

練習場から帰宅して早々にオークションのチェックを再開。MR-23を中心に、極力、傷が無いことが確からしい商品を探した。すると残念ながら23つながりではないが、前から気になっていた三浦技研のCB-2005というモデルで程度の良さそうなものを見つけた。アイアンを2セット持てる余裕はないのでMR-23を売却する前提でCB-2005に狙いを定め、何とか予算内で落札に成功した。


見ての通り、傷は全く無いと言っても良いくらい大変キレイな状態。

期待通りの上物だった上に、出品者が大変良い方で送料にも配慮してくれて、MR-23の落胆を補って余りある良い買い物ができた。出品者の方はTOMOYURIと同じようにアイアンに無用な傷がつくのを嫌がる人で、必ずカバーをつけて使っていたとのこと。どおりで綺麗なわけだ。さて状態の良さだけで買ったわけではなく、三浦技研の評判の良さにも期待してのこと。三浦技研は大手のゴルフクラブメーカーの依頼でクラブを製造したり、自社ブランドでも商品を展開している。軟鉄アイアンは職人の手作業で削る工程があり、大手メーカーの量産品では精度のバラツキが大きいという話がある。三浦技研製のアイアンは物理的な精度が高く、結果としてショットの精度が高くなり、打感も大変良いという評判がある。

打ってみた結果だが、評判通りに大変良かった。重心距離の違い(MR:32.1mm、CB:35.3mm)やシャフト長の若干の違い(MR:37.75インチ合わせ、CB:38インチ合わせ)に慣れるまで少しかかったが、フェースを少しシャット気味にテークバックを取るようにしたら、良い球が出るようになった。CBの方がシャフトが僅かに長いことと、バランスが若干重め(MR:D2、CB:D2.5)になっているせいか、シャフトのしなりをより強く感じた。総重量はほとんど同じはずだが、CBの方が振りやすさ、良い意味での軽さを感じた。これはスペックからすると逆の感覚だと思われるので、体調や気のせいかもしれない。

ただ明らかにMR-23よりもミスヒットに寛容で、ちょっと楽になりすぎた感もあるくらい。とは言え、MRの性能を完全に引き出すほどの腕が無いことは自覚しているので、CBの手助けによりスコアが良い方向に向かうのは明らかだろう。

2本を比較した画像をあげておこう。
まずはフェースの大きさの違い。左がMR、右がCB。比較するとCBが大きくみえるが、MRが普通より小さいのでCBは普通の大きさと思ってよい。

次にソールの厚み。左がCB、右がMR。ほとんど違いは感じない。

次はフェースプログレッションの違い。上がMR、下がCB。


MRの方がFPは大きい(オフセットが少ない)。一般的にはFPが大きいほど難しいイメージがあるようだが、TOMOYURI的にはこの程度のFPだとかえって球が拾いやすく、上がりやすいイメージがあり、特にロングアイアンでは安心感につながる。CBのFPは普通と言ってよいだろうか。クセがなく、ネック周りの研磨がキレイで構えやすい。

アイアン選びもこれで一段落。さて気を取り直して練習練習。


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