ネットワークオーディオシステム導入 [日記・雑感]
コロナ禍で家にいる時間が長くなったことで、久々にオーディオへの興味が湧いてきました。
直接的なきっかけは米津玄師のアルバムを買ったことです。
久しぶりに腰を据えてLUXMANで聴こうと思ったら、CDプレイヤーのディスクトレイが自動でクローズせず、
手で押してクローズしたかと思ったら、今度は右のスピーカーから音が出ない。。。
試しにボリュームを回したらガリ音がして右からも音が出るようになりました。
しばらく使っていなかったので、ボリュームに接触不良が生じたようです。
何日かは我慢して聴いていましたが、何とも気持ちが悪く、修理するか?買い替えるか?と考えるように。
はじめは修理7、買い替え3でしたが、色々と調べるうちに、もはやCDを聴く時代ではないのでは?
と思い始め、ネットワークオーディオに移行することを考え始めました。
CDはほとんどiMacにリッピングしてあるので、Air Playで聴ければCDプレイヤーは不要になります。
プリメインアンプとネットワークプレイヤーを調べているうちに、
ネットワークレシーバーの存在を知り、YAMAHAのR-N803というモデルに辿り着きました。
R-N803はピュアオーディオ並に音質にこだわって作られており、
YPAOというYAMAHA独自の音響補正機能に興味がわきました。
ライバルモデルはなさそうなので、R-N803一択かなと思いましたが、
念の為、近くのヨドバシカメラで試聴させてもらいました。
同クラスのHiFiモデルのA-S801と聴き比べて遜色は無いと感じたので、R-N803に決定。
色々なスピーカーで試聴しているうちに、
当初は買い替えるつもりがなかったスピーカーも買い替えたくなってきました。
ヨドバシカメラに3回通って、R-N803との組み合わせで10モデル位のスピーカーを試聴。
海外のスピーカーブランドのことは全く知らなかったのですが、
DALIやKEFという海外ブランドのモデルがたくさんあって、目移り(耳移り)してしまいました。
海外ブランドにも惹かれたものの、YAMAHAのNS-B330が価格の割に良い音がしたので、
DALIのOBERON1、OBERON3と何度も聴き比べて悩みました。
NS-B330で良いかなと思ったのですが、ヨドバシには在庫が無いとのこと。
同じYAMAHAのNS-B750なら在庫あり、ただ試聴ルームには設置されておらず、
セットコンポのコーナーで聴いてみました。
じっくりと聴くことはできませんでしたが独特のデザインにも惹かれ、スピーカーはNS-B750に決定。
新システム選びと並行して、LUXMAN L-501s/D-600sとONKYO D-202AXの売却先を探していました。
オーディオ買取専門店4店に査定依頼のメールを送ったところ、
概算査定額はセットで最低2万、最高9万とかなり幅のある回答がきました。
不具合箇所(ボリュームのガリ、トレイクローズ不良)で査定を下げた2店は2万円、
残る2店のうちA店は4.5~6万円、もうB店は2万~9万と幅がある査定でした。
いずれも実際に見て正式な査定額を出すということでしたが、
A店は出張査定はコロナの対策のためやっておらず、出張引取(玄関先で手渡し)とのこと。
B店は是非その場で査定を、とのことでした。
B店が最高値になる可能性にかけて、出張査定をお願いしました。
査定の結果は6.3万円。
A店の上限を超えたら決めますと言っておいたので、それに合わせてくれたのでしょう。
不具合がある状態でこれ以上は難しいだろうと思い、B店に決めました。
LUXMAN L-501s(下)/D-600s(上)
ONKYO D202AX
約15年間楽しませてくれました。
露出があっていなくてスピーカーがよく見えませんね。
NS-B750は2008年発売のモデルですが、未だに現役のカタログモデルです。
バイワイヤリングで接続しました。
そのおかげか、中高音域のクリアさがとても印象的です。
低音域の評価が低い口コミも見受けましたが、低音が出ないわけではないと感じます。
量感は適度で切れが良く個人的には十分だと思います。
後で触れるYPAOのON/OFFでもかなり印象が変わりますので、面白いです。
R-N803
実は最初に興味を持ったのは同じYAMAHAのA-S1100というプリメインアンプでした。
音質はもちろん、デザインが素晴らしいと思いました。
R-N803も同じ系統のデザインで素晴らしいですし、ボリュームノブの質感もA-S801より良い感じです。
(すべて個人の感想です)
YPAOの効果は期待以上でした。
計測マイクの位置を色々と変えて、好みの状態になるまでやり直しました。
取扱説明書にはリスニングポイントの頭の位置のすぐ後ろにマイクを設置する絵が書かれていましたが、
その位置だと定位がぼやけ気味で、リスニングポイントの数cm前あたりが最適でした。
前後方向は決まったものの、左右が少しずれると音像がその分ずれる感じだったので、
10回以上やり直すことになってしまいましたが、その甲斐はありました。
YPAOをONにすると明らかに定位が良くなり、音の分離感も良くなります。
OFFでも悪くはありませんが、YPAOより定位が若干ぼやけて、低域が若干ブーミーに感じます。
期待はしていましたが、ここまで違いがわかるほどの効果があるとは思っていませんでした。
我が家のリビングルームの環境が音響的によくないせいで、効果がわかりやすいのかもしれません。
Music Castというスマホアプリで操作ができますが、Air Playの仕様なのかバグなのか、
アルバムや楽曲のタイトル表示が最初に選択したもので固定されてしまい、全く更新されず不便です。
音質には満足しているので、iMacにリッピングしたCDを聴きまくろうと思います。