ちょうど200件目の記事がめでたい記事で嬉しいです。
Mercedes-Benz C 180 KOMPRESSOR AVANTGARDE(W203型)
契約から約3週間で納車されました。たった3週間が待ち遠しかったこと。
カルサイトホワイトは実物を見ずに選びましたが、柔らかい印象のキレイな色でした。
押し出しの強さを適度に緩和してくれる感じです。(あくまでも個人的な感覚ですが。。。)
GTとのお別れ時点の走行距離は11,111km
次のオーナーに大切に乗ってもらえますように。
早速ですが、ナビの取り付け作業に取り掛かりました。
新車をいじるのはいつもドキドキものですが、
特にメルセデスは外さなければならない部分が多いため緊張します。
まずはエアコンの吹き出し口を外します。(画像は外したあと)
吹き出し口の左端に上下に並んだ二つの爪があります。
まず下の爪をマイナスドライバーで右にずらすと、
画像のようにルーバーがほぼ真上を向くようになります。
この状態にするとルーバーの下側に隙間ができますので、
その隙間から見えるトルクスビス(T-20)を外します。
このビスは外れないようになっているというネット情報がありました。
実際に外れにくくはなっていますが、ディーラーのメカニックによると、
ビスを回しすぎるとエアコンのダクト内に脱落することもあるそうですのでご注意ください。
画像は右側の例ですが、左側も同様です。
次に上の爪を右にずらすとルーバーが下を向きます。
下に向いた状態でマイナスドライバーを使い、左右の端にあるフック(ギザギザした部品)
を押し下げると吹き出し口が外れます。
次はシフトレバー周りの分解です。
まずはシフトレバーの周囲についているシルバーの部分を持ち上げて外します。
その後、周囲の大きなパネルを外します。
パネルを外すためににシフトノブを外すという情報もありますが、
画像のようにつけたままでもパネルは外せます。
TOMOYURIはシフトをNに入れ、ノブに傷をつけないようにタオルを被せて作業しました。
続いて灰皿(左右二つのフック)を外し、エアコン操作パネルを外します。
エアコン操作パネルは2ヶ所のトルクスビスで止まっています。
覗き込むと4つのビスが見えますが、外側の2つです。
最後にハザードSWなどがついたパネル(トルクスビス2つ)を外します。
エアコン操作パネルもこのパネルも、オーディオ寄りの部分にフックがついていますので、
ビスを外したあとは、少し強めに引っ張らないと取れませんが、
思い切り引っ張りすぎないよう注意してください。
残るはオーディオ部のみです。上下4ヶ所のトルクスビスを外せば取り外し完了です。
取り付けにはカナック製のパネルとCAN-BUSアダプターを使いました。
奥行はギリギリで、これだけの配線があるので、
左右や下に逃がしながらしっかりと押し込まないと収まりきりません。
CAN-BUSアダプターのおかげで電源系から車速、バック信号などが全て簡単に取れ、
取り付け時間が短くて済みました。(と言っても終了まで2時間半くらいかかってますが。。。)
TVチューナー系は助手席足元につけるため、ナビ裏まで配線を通す必要がありますが、
適度な隙間があり、さほど苦になりませんでした。
とりあえず取り付け終了。(実は地デジとETCのアンテナはまだです。)
ナビの蓋部分についているグレーのものは、
モニターが当たっても傷がつかないように貼ったクッションテープです。
ハザードSWの操作性を考え、GTのときと同様にモニター部とナビ部の上下を
通常とは逆に取り付けました。
分解にはかなり神経を使いましたが、コツを覚えてしまえば何度でも行けそうです。
さて車自体の感想も少し。
乗り込んでまず感じたのはシートポジションが高いこと。
上半身のほとんどがドアパネルに包まれている感じのGTに対し、
ガラスのエリアに肩が出ている感じで、最初は違和感がありました。
30分で慣れましたが。(笑)
反面、視界が良く、A4(B6)やGTに比べてC 180の方がバックするときに
窓から顔を出して後ろを見やすいので、我が家の駐車場に停めやすくGOODです。
操作系は適度に重く、全体的にGTやA4(B6)よりも重めです。
最も期待していた乗り心地は最高です。
しっとりとしていてガサツなところが一切ありません。
快適性という視点でスポーツ系のGTと直接比べてはいけませんが、
A4(B6)と比べてもCの方が好印象です。
A4(B6)はしっかりとはしていましたが、
路面の細かい凹凸を拾いやすく、ヒョコヒョコと落ち着かないところがあり、
荒れた路面でのゴロゴロ音や振動も大きめでした。
スポーツ性という視点で見れば、当然ですがGTの方が圧倒的に上です。
Cのハンドリングは正確だと思いますが、GTのクイックさに慣れた体にはかなりスローに感じます。
またメルセデスの伝統なのでしょうが、ステアリングの戻りも弱く、意識して戻す必要があります。
切った分だけキチンと戻すというのは運転の基本ですから、慣れれば問題はありません。
またGTのクイックさは、時に怖さを招くこともありましたので、
今後は落ち着いて、ゆったりクルージングを心がけたいと思います。
静粛性は非常に高く、これもA4(B6)よりも上だと感じます。
ただし自分の個体だけかもしれませんが、60km/hくらいで運転席側から風切り音が出ます。
ちょっと気になるので、そのうちディーラーで見てもらおうと思います。
A4(B6)やGTとの装備や機能の違いについては別の記事で整理して書こうと思います。
まずは家族にも大好評のMercedes C 180の納車とナビ取り付けレポートでした。