オークションは怖い（愚痴）

最近の買い物はもっぱら楽天かヤフオクになっている。特にゴルフクラブはヤフオクで落札しては、使ってダメなら出品、のサイクルを繰り返している。いろんなスペックのクラブを試せるので、合わないものをもったいないからと無理矢理使う必要がなく、オークションというシステムの存在は大変助かっている。

ところが良いことばかりではなく、悪い取り引き相手に当たってしまうととんでも無いことになる。今回書く内容はとんでもない、というほどではないが、新年早々気分が悪くなる目にあったというもの。（要は愚痴）

12/28にあるドライバーを落札した。翌日のAM7：30頃、出品者から最初のメールが届いた。よくあるパターンだが、指定の口座に振り込めば、すぐに発送するという内容だった。AM9：00過ぎにすぐにネットバンキングで代金を振り込み出品者に連絡。出品者は北海道の人。宅配便のHPで調べたところ12/29に発送すれば12/31に間に合うとのこと。朝一で支払ったのだから、12/29中には発送してくれて、12/31には受け取れるものと安心していたら、12/29のPM11：30過ぎにまだ発送していないとのメールが届く。年内に受け取りたいとはっきり書いておいたのに。

「今まで仕事だったのでメールを確認できませんでした。明日発送する予定です。」とのこと。

まぁそういうこともある。仕方ない。

ただ明日発送予定というメール以降、実際に発送したということと、荷物の追跡用番号の連絡が全く無かったので、本当に発送したのか不安になり、12/31にきちんと発送したのか（一応やんわりと）確認する主旨のメールを送った。

すると正月早々、大変不愉快な逆ギレメールが来た。

「世の中には色々な仕事があり自分みたいに緊急出動しなければならない勤務形態もあるんですよ。事前にわかっているなら当然知らせます。
そんなに信用出来ないのであれば携帯に電話でもすればいいじゃないですか。少なくともあなたからのメールに対して２４時間以内には返信していますよ。それが遅過ぎるとは全然思いませんが。・・・」

このような書き方について皆さんはどう思われるだろうか？

メールでこのような文体だとすると、本人の実際の心境的には「オレは緊急出動しなきゃいけない（あんたなんかにはわからないとても崇高でタイヘンな）仕事をしているんだから（消防？医療関係？）、ちょっと遅くなったくらいでグチグチ言うんじゃねぇよ。」というトーンでしか読めない。

はっきり言って、仕事がどんなに崇高なもの、タイヘンなものであっても、基本的には取り引きの相手にとっては関係ない。自分が相手の立場だったら、すぐに連絡が取れない可能性があることを最初のメールに書いておく、それが取り引きのマナーというのがTOMOYURIの考え方。

逆ギレメールには、「気分が悪いから返品してくれ。返金するから。」と書いてあったが、「契約を破棄するような事柄は一切ないので拒否する。連絡が取りづらい可能性を事前にメールするのがマナーでしょ。以降メールは不要。」と書いてだしたら、その後メールは来なかった。

実は今、もう一件の取り引きでも困った相手に当たってしまっている。（まだ商品を受け取れていない。）

息子にキャディバッグを買ってやろうと思い、1/5夜に落札した。入札のときからおかしな兆候はあったのだが、子供用のキャディバッグはほとんど出品されていないので、仕方なく取り引きした。

兆候とは、発送の方法が明記されていなかったので、「yahoo!ゆうパックに対応してくれるか？対応できない場合、送料を知りたいので梱包サイズを教えて欲しい」という質問をしたら、「送料についてはわかりません」などと、オークションにあるまじき回答がきたこと。宅配便は一般的に梱包サイズ（3辺の長さの合計）か重量で送料が決まること、またyahoo!ゆうパックは重量のみで送料が決まり、今回の商品は重量が軽そうで、yahoo!ゆうパックだと安くなるので、それについても教えてなんとか3回のやり取りで答えを引き出した。（3回もやり取りさせるなという感じなのだが、前記のように仕方なく）

その後がまた酷い。落札後のやり取りで、まず送料を間違えて連絡してきた。間違えた理由は早とちり。yahoo!ゆうパックのHPのトップに、東京23区内から発送の場合、23区内着なら460円、東京～大阪は640円！と一例が書かれている。送料は発着地と重量で変わるので別に送料の表があるのだが、この一例だけを見て「送料は640円です。」ときた。実際には神奈川～埼玉で550円だ。

落札前の質問で要領を得なかった理由がよくわかった。オークションは発送（送料）まで含めて、取り引き条件なのだから、出品者が希望する発送方法や、送料などはあらかじめ明記するのが普通。この人にはその観念が無い。発送方法、送料の算出方法などについても、全く知識が無いのだ。もうちょっと勉強してオークションに参加して欲しい。

次に振り込み口座の口座番号を間違えて連絡してきた。何度トライしても振り込めないので、確認のメールを送ったら、番号が一桁足りなかったのだ。たまたま自分の銀行と同じ銀行だったので、口座番号を入力すると名義が表示されるシステムなのでよかったが、そうでないと全く別人の口座に振り込んでしまう危険性があった。

困ったことに、その後のメールのやり取りでの応対を見ると、これらの間違いの重大性に対する、出品者本人の自覚が全く感じられない。いやひょっとしたら自覚はあった（過去形）のかも。一番最初に先方から来たメールの書き出しが、「色々とご迷惑をおかけするかもしれませんが・・・」だったから。

こう書いておけば、実際に迷惑をかけても良いということには全くならないのだが。

新年早々、前途多難のオークションライフである。