RYOMA D-1 [ゴルフ]
今日は川口グリーンゴルフでリョーマゴルフとプロギアが試打会をやっていました。
昔は高価なイメージがありましたが、
カスタムシャフト全盛の今に純正シャフトを選ぶ必然性を提案し、
価格もリーズナブルであることを考えると、注目すべきメーカーだと思います。
まずはプロギアが12月に新発売するiDシリーズを試打しました。
iD=INSPIRATION&DATA
プロギアと言えば、ゴルフを科学するブランド、
ヘッドスピードを基準としたシャフト選択という概念を提案し、
DATAというシリーズもありました。
ただ科学を前面に出すだけでは理屈っぽくてだめだと考えたのか、
今度はINSPIRATION(感性)とDATA(科学)の両方を打ち出してきました。
元々ゴルフは繊細な感性を必要とするスポーツですので、ある意味ストレートな手法です。
ブランディング以外にも大胆な提案をしてきました。
長尺シャフトが全盛になりつつあるなかで、アンチ長尺の提案です。
ヘッドスピードが遅めの人向けが45インチ、速めの人向けが44.75インチという設定です。
カタログには45インチと46インチのシャフトを打ち比べたテストの結果が示されていて、
平均ヘッドスピードは46インチの方が有利だった一方で、
ボールスピードは同等(カタログの数値は僅かに45インチの方が速い)であったため、
効率は45インチの方が良いのだ!という結論を導きだしています。
プロレベルの技術でミート率を同じにできるのであれば、
シャフトの長尺化によるヘッドスピードの向上がそのまま飛距離向上に直結しますが、
ミート率が落ちるアマチュアならプロギアの言うとおりなんでしょうね。
さて、実際どうなのか?
iD 435ドライバーを打ってみました。
名前でわかる通り435ccのヘッドでロフトは10.5°、シャフトはM-43です。
ヘッドはとても構えやすい形状で好みの顔つきでした。
つかまりが良い設計になっているせいか、左に飛ぶ球が多いため、
途中でシャフトをM-46に換えて試打しました。
M-46はさすがにしっかりしたシャフトでなかなか強い球が出ます。
ただV201 TOURMODELと比べると、ヘッドの下の方に当たったときのスピン量が多く、
飛距離ロスが大きくなる感じでした。
V201 TOURMODEL+TourAD DI6はこれまで使ったなかで
最もスピン量が少ないドライバーなので、これを上回るものにはなかなか巡り会えません。
ということで、いつもちょっと辛口の評価になってしまいます。
ただプロギアは純正シャフトをちゃんと開発している印象があります。
昔は高価なイメージがありましたが、
カスタムシャフト全盛の今に純正シャフトを選ぶ必然性を提案し、
価格もリーズナブルであることを考えると、注目すべきメーカーだと思います。
次にリョーマゴルフです。
リョーマゴルフは名前は知っていましたが、打つのは初めてです。
試打を申し込んだところ「自分のドライバーを持ってきてください」と言われました。
「まず最初に自分のドライバーで打ち、球の落ち際を良く見ておいてください」とのこと。
3球打ち終わると
「スピン量がとても少ない良い球ですね。多分2,500rpmくらいでしょうね。
でもこちらはもっと少ないですよ。球の落ち際を良く見てください。」
と言ってRYOMA D-1ドライバーを手渡されました。
でもこちらはもっと少ないですよ。球の落ち際を良く見てください。」
と言ってRYOMA D-1ドライバーを手渡されました。
シャフトはV201と同じDI-6のSでした。
打ってみると確かにスピン量はかなり少ない感じ。
ですが、見た目ではほとんど差が分からない程度の差でした。
打った感触は明らかにヒール寄りでインパクトしている感じで、
その割に球が強いので、芯は広い方なんだと思います。
わざとスライスを打ってみてください、というので、言われた通りに打ってみると、
「サイドスピンも少ないはずです。」とのこと。
全く同じ条件での比較ではありませんし、
毎回、同じ球筋が打てる技術も無いので違いは全く分かりませんでした。
同じヘッドでさまざまなシャフトを取っ換え引っ換え試打しましたが、
結局、DI-6の結果が一番良く、
「お客さんは走らないシャフトを走らせて打っているので、走るシャフトは合わないと思います。
あれだけスピンが少ない球が打てているので、
DI-6のSをSRにすればもっとヘッドスピードが上がって飛ぶと思いますよ。
今のV201が2000rpm台のようですので、RYOMA D-1なら1500rpm位にはなります。」
今のV201が2000rpm台のようですので、RYOMA D-1なら1500rpm位にはなります。」
と分析してくれました。
そんなにスピンが少なくて大丈夫ですか?と聞いたら、
「ボール初速がきちんと出ているので、1200rpmあればドロップすることはありません。」
「ボール初速がきちんと出ているので、1200rpmあればドロップすることはありません。」
とのことでした。
応対してくれたメーカーの方の説明は理路整然としており、
この前記事に書いた某メーカーとは雲泥の差でした。
量販店にはカスタムシャフトの試打クラブは置いていないそうでですが、
川口そごうに行けば、DIの試打クラブもあってデータ計測もできるとのこと。
とても興味を持ったのですが、定価は12万6千円!!
機会があれば川口そごうへ行って、計測してみようと思います。
shioさん
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by tomoyuri (2010-11-21 21:41)
山子路爺さん
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by tomoyuri (2010-11-22 22:40)
私も読んでいる途中で、前のエントリーのシャフト屋さんとは大違いだなーって思っていました。
しかしロースピンで打てるとはうらやましいです
by 中庸 (2010-11-23 07:59)
中庸さん
コメントをありがとうございます。
ロースピンで打てるのは進化した道具のおかげです。
久しぶりに引っ張りだしたツアステX500/TD03+は
全く打てませんでしたので。。。(笑)
by tomoyuri (2010-11-23 21:35)