SEIKO PROSPEX SPEEDTIMER SBEC009

3月一杯で大きな仕事が一区切りついたので、自分へのご褒美に、初めて機械式クロノグラフを購入しました。

昨年6月にFAVRE-LEUBA SKY CHIEF DATE（ファーブル・ルーバ スカイチーフ デイト)を購入したときに、
NORQAIN FREEDOM60 CHRONO ANTHRACITE（ノルケイン フリーダム60クロノ アンスラサイト）
と迷ったという経緯がありました。

SKY CHIEF DATEはとても気に入っていて後悔はなかったのですが、
その後もFREEDOM60 CHRONO ANTHRACITEの写真を見ては格好良いなぁ、と思い出していました。

ただ世界200本限定で新品は完売、中古品はどこにも無く、しばらくして熱も冷めたある日、
腕時計専門誌を読んでいて目が釘付けに。。。

そこにはFREEDOM60 CHRONO ANTHRACITEにイメージが良く似た腕時計が載っていました。

SEIKO PROSPEX SPEEDTIMER SBEC009（セイコー プロスペックススピードタイマー）でした。


NORQAIN FREEDOM60 CHRONO ANTHRACITE（左）SEIKO PROSPEX SPEEDTIMER SBEC009（右）

クロノカウンターの数は違いますが、アンスラサイト（SEIKOはグレーと表記）の文字盤や、
少し焼けた色を再現したルミブライトなど、ビンテージ感を醸し出したデザインが良く似ていると思います。

ケース幅はFREEDOM60 CHRONOが43mm、PROSPEX SPEEDTIMERが42.5mm、
ケース厚は15.0mm／15.1mm、最大駆動時間は48時間／45時間とスペックまで良く似ています。





スイス時計はどれも素晴らしいですが、国産のSEIKOも負けてはいません。

PROSPEX SPEEDTIMERは良い所ばかりですが、ステンレスブレス仕様で194gもあって少し重め。

この時計の個性の一つとして敢えて重くしたのだろうと思いますし、
重心が低い設計なので装着感はとても良いのですが、一日着けているとやはり重さを感じてしまいます。


というわけで、早速レザーベルトに付け替えました。

フェイスに露出を合わせた関係でベルトの色が濃いブラウンに見えますが、実際はタンに近い色合いです。


こちらが実際の見え方に近い色味。


PROSPEX SPEEDTIMERに搭載されているムーブはCal.8R46

カタログ上の精度は平均日差+25〜-15秒ですが、購入後4日間の平均日差は+6〜7秒で良好です。

所有する機械式腕時計が全部で6本になりました。




どれも個性的で全部お気に入りです。

ひとまず自分が魅力を感じるデザインや機構のバリエーションはひと通り揃った感じです。

ただ腕時計の魅力は奥深く、このあとどんな腕時計に興味を持つことになるか？

まだ自分でも分かりませんが、これからも楽しみたいと思っています。