YONEX NANOV nextage Type430 vs PING G2 Tour [ゴルフ]
ディアマナ アリスレイが入っているG2 Tourを久しぶりに持ち出して、
nextageType430と打ち比べてみました。
nextage Type430 : 9° TourAD EV-6S 45inch 318g D2
G2 Tour : 10° Diamana ALI'ISLEI 63S 45.25inch 313g D2
アリスレイ63はTOMOYURIの感覚では結構しなるシャフトで、
タイミングが合えば良い球が出るのですが、合わないときは大きく曲がってしまいます。
一方、EV-6は手元がしっかりしていて、強く振っても曲がりが少なく安心して振ることができます。
おなじみのユピテルスイングマルチテスターGST-2で飛距離を比較してみました。
それぞれ10球位ずつ打ち、平均のヘッドスピード、ボールスピード、ミート率、飛距離を出しました。
nextage Type430 : 45.45m/s 64.39m/s 1.41 231.85yard
G2 Tour : 45.54m/s 65.45m/s 1.43 236.38yard
ヘッドスピードはほぼ同じですが、飛距離はG2Tourが5ヤードほど上回る結果になりました。
要因としてはミート率の違いです。感触的にもG2 Tourの方が弾く感じがしました。
ミート率は1.4以上が良いとされていますので、nextage Type430も悪くは無いのですが、
G2 Tourはそれを上回るミート率で、シャフトの差ということも考えられますが、
ヘッドスピードが同等ということから、ヘッド性能はG2 Tourの方が良いのかもしれません。
G2 Tourはルール適合のはずですが、Tourという名前を冠しているだけあって、
ヘッドは400ccとコンパクトですし、反発規制ギリギリに設計されているのかもしれません。
ただ、方向性については、明らかにnextage Type430が勝っていましたので、
フェアウェイキープの平均飛距離で比べたらnextage Type430が逆転しそうです。
またGST-2は打ち出し角やスピン量は計測できませんので、
あくまでも打ち出し角やスピン量が同等であればG2Tourの方が飛ぶという結果です。
実際の飛距離差は落下地点を厳密に見極められる練習場ではないのでわかりません。
ちなみにゴルフショップで計測した結果を見返してみたところ、
ボールスピードが65m/s程度でサイドスピンが少なければ、
大体250~260yard位になっていました。
63m/s位でも240yard以上になっているケースもあります。
GST-2にも飛距離算出に関連する係数の設定があって、今は100%になっていますが、
これを変更することで例えば同じボールスピードでも230yardを240yardにすることは可能です。
不確定要素があるので、補正ができるということです。
コースで打ったときの感覚から、ヘッドスピード46m/s、ボールスピード65m/s、
つまりミート率1.4以上で真っ直ぐ飛んだときは、
ランも含めて250yardは飛んでいると思いますので、GST-2の設定は少し辛めかもしれません。
nextage Type430 : 430cc(上)/G2Tour : 400cc(下)
TOMOYURIは小さめのヘッドの方が好みで、460ccの大きめなヘッドだと
実際にどうかは別として、空気抵抗でシャープに振れない気がしてしまいます。
Type430とG2Tourはどちらもシャープに見えて良い球が出そうな感じがします。
G2 TourにEV-6を入れてみたくなりました。
先日、フェアウェイウッドについてもG2の性能が現役のクラブと変わらないことを書きました。
少し前のモデルでもシャフトの性能や相性さえ良ければ、
まだまだ使えるということがあらためて分かりました。
フェアウェイウッド探しはまだ続いていますが、実は今日もあるモノをポチッとしました。
ヘッドは少しだけ古めの2005年頃のモデルで、かなり小ぶりなモノです。
シャフトも同じ時期のものですが、ちょっとハードな印象があるせいか、
オークションでもあまり多くは見かけないモデルです。
早ければあさって届く予定なので、詳しくは届いてから書きます。
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