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VW Golf Variant eTSI R-Line (5) インプレッション(◯△✕) [VW Golf Variant]

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納車から2週間ほどで約800km乗ってみて長所と短所が見えてきました。

メガーヌ スポーツツアラーのときと同じように、
良い点(◯)、イマイチな点(△)、ダメな点(✕)
の区分でメガーヌとの比較も交えてインプレッションを書いてみます。

まずは◯から。

◯パワートレイン
納車直後にも書きましたが、乗るたびにスムーズで素晴らしいなと感じます。
コースティングモードは賛否両論あるようですが、燃費が良くなるだけでなく、
スムーズな乗り味の演出にも効いていることをポジティブに捉えています。
ただしDCTのギクシャク感が完全に消えているわけではないので、
トルコンATに慣れた人には共感してもらえないのだろうなと思います。
TOMOYURIはトルコン特有のダイレクトさに欠けた感触の方が嫌いなので、DCT派です。

◯ドア開閉の質感
剛性が高いことを感じさせる硬質な音がします。(実際の剛性も高いと思っています)
メガーヌも密閉感があって良い音で、ちょっと質が異なりますが両車とも◯

◯静粛性
ロードノイズはメガーヌよりゴルフ ヴァリアントの方が若干静かな印象で◯
荒れた路面でのロードノイズはそれなりに入ってきますが、
フロア振動はメガーヌよりも少なく、フロア剛性とサスペンションの取付剛性の高さを感じます。

エンジン音は適度に聞こえてきて、ちょうどよい感じ。
地味なところですが、ワイパーの動作音も静かで◯

◯燃費
前回の記事にも書きましたが、初回の給油時の燃費が17.3km/L(満タン法)を記録。期待以上でした。

◯△スマートキー
近づくだけで解錠されるのはメガーヌと同様でとても便利で◯
離れただけで施錠されないのは△です。

◯リアのパワーゲート
このクラスでは当たり前の装備なのでしょうが、メガーヌにはなかった装備なので◯


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◯ステアリングヒーター
TOMOYURI待望の装備です。寒いシーズンに買ったのですぐに便利さを実感できました。

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温度が低いときは自動的にオンになるのも◯
ただし温度設定が任意ではなく、温度が何度だったらオンになるのかは不明
またシートヒーターはレベル調整があるのに、ステアリングヒーターは常にMAXでオンになるのは△
これから少しずつ暖かくなってくるので、温度設定のしきい値によってはかえってオフする煩わしさを感じるかも。

◯ボディデザイン
メガーヌの丸みを帯びたデザインとは対極ですが、共通しているのはどちらも顔が犬顔なところ。
犬顔?と思う人もいるかもしれませんが、我が家では車の顔を犬か猫かで分類していて、
どちらかというと犬派のTOMOYURIはメガーヌとゴルフのどちらも◯
強いて言えばサイドから見たときのバランスとリアのデザインはメガーヌの方が良いかなと思います。

◯シート
シートはゴルフ ヴァリアントの方が好みです。
R-Line専用のバケットシートはホールド感がとても良く、座面の硬さも適度で◯
メガーヌはフランス車ならではの柔らかなのにコシがあるシートでしたが、
座面の形状が体型に合っていなかったようで、短時間でお尻が痛くなりました。

◯トラベルアシスト
このあと触れるように操作性には難ありですが、レーンセンタリングの制御は十分実用的で◯
ACCは減速タイミングが遅いと感じる場面があってもう一息かなと思います。

◯アイドリングストップの始動
モーターのベルト駆動による始動はスムーズで不快感は殆どないので、
今のところアイドリングストップキャンセラーを施工するつもりはありません。
ただバッテリーの負荷軽減とトラブルの未然防止のために、時折オフにしています。
ショートカットメニューで簡単に操作できるので、それほど煩わしさは感じていません。
意外なところでは、前車の発進を検知してエンジンを始動してくれる機能はとても便利。
一瞬他のことに気を取られているときに、前車が進んだことを認識しやすくなるという副産物もあります。

続いて△

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△トラベルアシストの操作仕様
トラベルアシスト自体はとても便利なのですが、操作仕様が△
ワンクアションでオンにはできず、まず最初に右上のキーでACCをオンにしたあと、
右下のトラベルアシストキーを押す必要があります。
トラベルアシスト動作中にスイッチ操作やブレーキでアシストを中断させたあとの再開もツーアクション必要で、
設定速度を維持したい場合はまずRESキーを押してACCを再開したのち、
トラベルアシストキーを押すという手順を踏む必要があります。
RESを押さずにトラベルアシストキーを押すと、その時点の速度が設定速度になってしまうのです。
少しは慣れましたが、無意識に操作するところまでは行かず、毎回意識して操作しています。
このような仕様になっている背景はなんとなく想像が付きますが、ユーザーフレンドリーではないですね。

またトラベルアシストはオフしているのに、
車速が60kmを超えると勝手にレーンキープアシストがオンになるのは限りなく✕に近い△
どういうことかと言うと、設定画面でレーンキープアシストをオフにしているにも関わらず、
トラベルアシストをオンにすると、レーンキープアシストもオンに上書きされてしまうようです。
実際に高速道路でトラベルアシストを使ったあとシステムを完全にオフしたのですが、
一般道に降りて60km/hを超えると、レーンキープアシストが勝手に動作するので戸惑いました。
レーンキープアシストがトラベルアシストの一部であり、連動してオンになることは理解できますが、
ACC及びトラベルアシストを完全オフにしている状態ではレーンキープアシストも完全オフにすべきだと思います。
転ばぬ先の杖のつもりかもしれませんが、一般道では区画線が消えていたり、不規則な形状だったりして、
レーンキープが誤動作するることが多いので、勝手に動作されると却って危険な場合もあります。

操作方法が間違っているのか、バグなのか?仕様だとするとTOMOYURI的には謎仕様です。

続いて✕

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✕ナビゲーションの仕様や性能
至るところで指摘されていて、購入前から分かってはいましたが、実際に使ってみてやはり✕でした。
高速道路に一区間だけ乗ってすぐに降りるだとかは日常茶飯事。
高速道路の略図表示がないことも叩かれていますが、優先表示する施設にICを設定しておくと、
略図表示っぽい状態にはなります。
ただし目前のICが必ず表示されるわけでは無いようで、挙動は謎です。
特にナビにうるさい日本仕向けなのに、VWはよくこのナビのベンダーにOKを出したなと思います。

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POI検索も使えないと言われていますが、画像のようにヒットするときもあります。
ヒットさせるコツは正式名称かつ前方一致を意識すること、いやそれはコツとは言いませんね。[わーい(嬉しい顔)]
これまで行ったゴルフ場は正式名称が分かるコースばかりだったので問題ありませんでしたが、
正式名称があやふやな施設はたくさんありますよね。
試しに中古ゴルフショップのゴルフ・ドゥを検索してみたら、
「ゴルフドゥ」ではダメで、「ゴルフ」とドゥ」の間にスペースを入れたらヒットしました。
・(ナカグロ)を省略する仕様ならスペースの入力は不要でしょと思いますが。。。

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こりゃダメだと思ったのは↑の仕様
一見して何のことかわからないと思いますが、ヒットしたPOIをお気に入り登録しようとすると、
検索結果のPOIの名称をそのまま活かして登録することができないのです。
登録名称の欄にPOI名称が薄いグレー字で表示されているのですが、この状態では右下のOKが押せません。
「正式名称を参考にして任意の文字列を入れて登録する仕様」であることに気づくまで色々と試してしまいました。
しかも一文字入れると「参考の表示」は消えてしまいます。(苦笑)
もしお気に入りの名称に文字数制限があるのだとしたら、自動的に文字数の上限以降を自動でカットするなり、
任意に編集操作をさせてOKを押せるようにすれば良いだけです。
なぜこんな仕様にしたのか謎です。

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✕ハザードスイッチの操作性
ピンポイントで狙って押さないと右隣のMODEキーが反応してしまいます。
どうしてこんな使いづらいレイアウトにしたんでしょう?
レイアウトはこのままでもハザードボタンがもう少し横長であれば改善する気がします。

他にも忘れていることがありそうですが、長くなったので今回はこの辺で。
思い出したら追記します。

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