VW Golf Variant eTSI R-Line (10) リアゲートの謎異音 [日記・雑感]
最近、走行中に後ろの方から断続的に小さな音がすることがあり、気になっていました。
当初は荷室に置いてある何かが音を立てているのかと思いましたが、どうやらそうではないようです。
というのも、音が聞こえるのは昼間の時間帯で、かつ屋外の駐車場に停めてから走り出したときに限るからです。
自宅の駐車場は機械式で地下になるので、そこからスタートしたときは音が鳴りません。
しばらく停車してリアゲートが陽を浴びて充分に暖まった状況でのみ音が鳴る、ということです。
雨や曇りの日だったり夜間は音が鳴ならない、という謎の異音です。
先日、あしかがフラワーパークへ行ったときは、自宅を出てすぐには音が鳴らず、
途中の蓮田SAに寄って10分位車を停めて、再度走り始めたら音が鳴り出しました。
しかしその後30分くらい高速走行を続けていると、明らかに音が鳴る頻度が下がっていきました。
高速走行で風を受けて温度が下がったことが要因なのかな?と推測できます。
音は「カチャカチャ」という感じで、硬いものがぶつかったときに発生する類のもの。
路面が平滑なときは全く音が鳴らず、凹凸で車体が揺すられたときに鳴りやすいのは確かですが、
ボディの動きに完全に同期せず、ほんの僅かに遅れて鳴っているように感じるときがあります。
路面の左右で凹凸が異なるときにボディが捻れてリアゲートがほんの僅かに歪むことで、
リアガラスとリアゲートの接合面や、剛性の弱い部品から音が出ているのではないか?と推測しました。
リアゲートが歪む原因はリアゲートの左右に付いているゴムのパーツが均一にボディに当たっていないから?
と推測して観察してみると、左よりも右の方が5mmほど軸の長さが短い状態でした。
右のゴムを回して軸を少し長くすると音の頻度が明らかに減り、長さを戻すと頻度が増えたので、
左と同じ長さになるように調整してみました。
これがビンゴ!で、音は完全に鳴り止みました。
右の軸が短かすぎたことで左のゴムに強い負荷がかかってしまうことは想像できます。
左は根本(樹脂部分)が少しグラついていたので、過度に負荷がかかって音を発していたのかもしれません。
開口部が大きいワゴンボディにとっては重要なパーツだということです。
温度が関係していそうだという点は謎のままですが、
カチャカチャ音はとても不愉快だったので、自力で直せてスッキリしました。