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Mizuno Pro 225 / KBS TOUR C-TAPER 110 [ゴルフ]

今年から使い始めたMuziik On The Screw Deep Muscle POWER FORGEDアイアンは
マッスルバックながら低重心で球が上がりやすく芯もマッスルにしては広く感じる良いアイアンです。

ストロングロフト(#7で30度)なので通常ロフトよりも0.5〜1番手分は飛距離が出ます。

装着されているK’s−NINE9シャフトは軽量シャフトにしてはしっかりしている印象で、
かなり気に入っているのですが、強いて言えば球が少し弱くてアゲンストに弱い感じがします。

総合的には自分に合っていると思っているので手放すつもりは全く無いのですが、
少し抑えて打てるアイアンも試してみたいと思って探していました。

球を抑えるならKBSシャフトが良さそうな印象を持っていますが、
KBSシャフトのモデルはどれも硬い、というイメージから自分向きではないという先入観がありました。

ただ最近試打したDiamana Thump(コレも硬め)の感触が良かったことと、
硬いと言われているMODUS3 HYBRIDが打ちやすく感じていることを踏まえて、ダメ元でKBSを試してみました。

試打したシャフトはKBS TOUR C-TAPER 110のR、ワッグルでは全くしならない、、、滅茶苦茶硬いシャフトです。

バランスはD0.5で良い意味で軽く感じました。

軽くウォーミングアップしたあと#7アイアンを打ってみると、感触良くボールにコンタクトできました。

合わないシャフトだと1球目で大体分かりますが、1球目からとても良い打感でした。

#7.jpg
C-TAPERはKBSでは最も弾道が抑えられるとのことですが、スピンは充分、打ち出しも適正だと思います。

当初の目的は抑えた球が打てるシャフトとヘッドを探すことでしたが、
振りやすくミートし易いことが印象的で、これはこれで欲しいと思ってしまいました。

#8_Dis.jpg
#8のデータも良い数字です。

Muziikは#6までしか持っておらず普段はU5を使っているので、
久しぶりに#5アイアンを打ちましたが、そのデータが決め手になりました。

#5_F.jpg#5_D.jpg
フェード(左)だとバックスピンがしっかり入って打ち上げ角は若干低めの16度、
ドロー(右)だとバックスピンが少し減った分、打ち上げ角が適正な18度に増えています。

その結果、キャリーは全く同じで充分に飛んでいます。

画像はありませんが、#9、PWのデータも申し分なしでした。

というわけで、久しぶりに地クラブではないMizuno Proのアイアンを入手することになりました。

0.jpg

Mizuno Pro 225

1.jpg
KBS TOUR C-TAPER 110 FLEX-R

長さと総重量は以下の通り。バランスは全番手D0.5。
#5 37.75inch 407g
#6 37.25inch 412g
#7 36.75inch 421g
#8 36.25inch 428g
#9 35.75inch 436g
PW 35.25inch 445g

リシャフトではなくミズノのカスタムで組まれていますが、
番手間の重量差のばらつきよりもバランスを整えることを重視しているのかもしれません。

実際に振り心地の違和感は全くありません。

#8.jpg#5.jpg
#8(左)#5(右)

MP225は見た目はマッスル、中身は中空アイアンですが、とても良い顔をしています。

スカイトラックのデータが信じられないくらい良すぎたので、Toptracerでも確認しました。

toptracer.jpeg
相変わらずこの表示はキャリーに切り替わらず、総距離での比較は参考になりにくいですが、
一応、飛距離の階段はまずまずで、#8より上はMuziikよりは少し飛んでいるデータになりました。

#9とPWはロフトがMuziikよりも少し寝ているので、飛距離差は想定内です。

気になる落下角は#7で45〜48度、#9やPWは50度前後でこれも充分。

Muziikよりも落下角が少し鋭角になったということは良いことですが、
シャフトで高さを抑えるという当初の目的はどこへ???ということになりました、、、(笑)

ただC-TAPERの挙動が自分のスイングにマッチしていることは間違いなさそうで、
Muziikよりも上下左右の打ち分けがやりやすい感触はありました。

普通に振れば上がってくれて、抑えても打てるとすればそれは進化です。練習は必要ですが、、、

今回はシャフト選びで気づきがありました。

HSや体力でシャフトの重量やフレックスを選ぶという考え方が一般的で、
謳い文句や口コミで語られている内容からC-TAPERは自分にはオーバースペックだと思いこんでいました。

しかし一般論がすべての人に当てはまるとは限らず、実際に打って確かめるべきだと改めて認識しました。

個人的には50代後半の今の方が10年前のスイングよりもクラブを振れている感覚があって、
10年前の自分ではC-TAPERは打ちこなせなかったのかもしれないと思っています。

シャフトの話がメインになりましたが、MP225の性能の高さが良いデータに繋がっている面もあると思います。

ストロングロフトながら球は上がりやすく、しっかりスピンも入ります。

特に#5の打ち易さは特筆すべきだと思います。

打感は一枚物の鍛造ヘッドとは少し異なりますが、とても柔らかく好感触です。

このところ地クラブ一辺倒でしたが、こちらも先入観に縛られて選択肢を狭めていたのかなと思いました。

ただ何よりもコースでの結果が最も大事なので、次回のラウンド(9/2の予定)で確かめます。

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