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Renault MEGANE Sport Tourer (14) 気になる事からの急展開の続き [Renault MEGANE]

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で今、興味があるのは国産車と輸入車の2車種と書きましたが、今回の車選びも中古車がターゲット。

直近の過去4台はすべて中古車で、メガーヌ以外はすべて輸入車の認定中古車でした。

メガーヌは認定中古車ではありませんが、新車保証を継承して2年半ほど保証が残った状態でした。

新車にも4台乗ったことがありますので、新車ならではのの良さは体感していますが、
中古車の方がワングレード以上上の仕様をより安い予算で選べますし、
掘り出し物を探す楽しみを味わってからは中古車しか考えなくなりました。

本題に入る前に、今回実車を見に行くには至らなかった別の2車種について触れておきます。

その2車種とは、メガーヌと同じルノーのアルカナとスバルのレボーグ。

アルカナはメガーヌを買うときにも候補に挙げていたのですが、駐車場のサイズの問題で断念しました。

今回もマンションの敷地外に駐車場を借りる覚悟があれば有力候補だったのですが、
敷地内の駐車場を手放すことのデメリットは受け入れられず、諦めました。

アルカナの魅力は輸入車では珍しいフルハイブリッドシステムとクーペライクなデザイン。

メガーヌオーナーになってルノーデザインがより魅力的に見えるようになり、アルカナへの興味が増しました。

しかし、繰り返しになりますが、車庫の問題は如何ともしがたく、今回も見送らざるをえませんでした。

レボーグもメガーヌの対抗でしたが、燃費がイマイチなことと中古車でも価格が高いことがネック。

予算的にはグレードや走行距離で妥協すればギリギリ行ける範囲でしたが、
あと何台乗れるかわからない年齢なので、妥協は後悔につながると思ってやめました。

前置きはこの辺にして、今日は、実車を見に行って下取り査定をしてもらった2車種のうち、
選択しなかった車について書こうと思います。

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候補に挙げたものの購入には至らなかったのはホンダ シビックeHEV

輸入車ばかり乗り継いできたTOMOYURIにしては、珍しいと思われるかもしれません。

シビックに興味を持ったキッカケはGoogleにレコメンドされたある人のブログ記事でした。

その記事は、シビックの足回りの出来の良さを絶賛する内容で、
足回りの出来の良さに惹かれたメガーヌと比べてどうなんだろう?と気になりました。

書かれている内容は所謂評論家とは違う言葉を使っていて、なんとなく共感できるものだったので、
忖度もあるであろう評論家の記事よりも信用できる感じがしました。

気になりだして色々と調べだすとGoogleはそれを察知して色々なや動画をレコメンドしてくるので、
まんまとシビックにはまり込んでいきました。

今どきは同じような体験をしている人が大勢いるのではないかと思います。

一度ハマってしまうと当初はあまり好みでははなかったボディのデザインも格好良く見えてきました。笑

しかしシビックが新車で400万円というのは若かりし頃とは世界が変わりました。

eHEVは中古車でも300万円前半から中盤というタマが多く、当初はそこまで出せないなと思っていたのですが、
前回書いたように下取りの査定額が予想以上だったので現実的になってしまったというわけです。

しかし結果的にシビックを選択することはありませんでした。

最大の理由は試乗ができなかったこと。

350万円の車を試乗もせずに買うことはできません。

これまで中古車を試乗をさせてもらえないという経験はナンバーがついていない車で一度ありましたが、
上の画像の車両は車検が2年残っている個体でナンバーはついています。

昔はナンバーなしでも仮ナンバーを付けて試乗をさせてもらえることがありましたが、
今はそれがNGなのは当然として、ナンバーありでも試乗不可ということもあるんだと初めて知りました。

ホンダのディーラーは2店舗見に行ったのですが、そのどちらも試乗はNG。

理由は、商品なので(走行距離が伸びては困る)、とのこと。

商談を進めて事実上契約ということになれば、最終確認で乗ることはOKという譲歩はありましたが、
商談を進めることを躊躇する気になる点がありました。

1つはブレーキペダルを踏んだときに聞こえる音です。

実はシビックについて調べているときに音がするという情報は目にしていて気になっていました。
実車で確かめてみたところ、確かにペダルを踏み込んだときに「カチッ」という音が聞こえます。
マイクロスイッチを押したときのような音と感触で、大きな音ではありませんが意識していれば必ず聞こえます。

EV走行のモードはとても静かなはずなので、おそらく走行中にも聞こえて気になってしまうと思います。
実際に口コミで気になって仕方がないと言っている人がいました。

ホンダの他の車種でも音が出る車両があるらしく、2店舗のどちらの個体も同じ音が鳴っていたので、
不具合ではなく所謂仕様なのだと思います。

eHEVは静かなだけに、ブレーキだけでなく、他にも気になる音が聞こえてしまうかもしれない、
というネガティブな想像が強く働いてしまいました。

最初に見に行ったディーラーは奥まったところに展示されていたため敷地内で動かすこともできず、すぐに退散。

次のディーラーでは敷地内を低速で走らせることは許してもらい、他に気になることがないか確認しました。

するとステアリングを切ったときにもかすかに音が聞こえてきました。

エンジンがかかっていれば全く聞こえないレベルの音でしたが、EVモードだと助手席でもわかる音で、
この時点でこの個体はないな、と思ってしまいました。

もう1つ、事前に調べた情報でフロントドアの開閉時にドアミラーが振動して質感が低い音がする、
という点についても確認しました。

最初に見た個体は前オーナーの使い方が雑だったのか、ミラーの振動音だけでなく、
ドラーパネル自体が共振して嫌な音が鳴っていました。

重厚感は全く無く、ドアのパネルが薄いのかと思うような質感の低さ。
シビックを見るのはこれが初めてだったので、シビックの質感てこんなものなの?と思ってしまいました。

次に見た個体は、明らかに最初の個体よりは質感が高い音で、個体差があることはわかりましたが、
閉じていたドラミラーを開いてドアを開閉してみるとミラーが震えて質感が低い音が出ていました。

メガーヌのドアの開閉音はとても重厚なため、それと比較してしまうと2台目の個体もだいぶ見劣りする感じ。

担当してくれたセールスの方も他の接客と並行して応対されていたので、
自由に車を見る時間が取れたことは良かったものの、気になる3つの音とセールスの対応ぶりから、
高額査定というお土産(次の交渉での切り札)だけをいただいて帰宅することにしました。

シビックの足回りの良さは新車の試乗車で確かめることもできましたが、
音の違和感が後悔の元になることが不安だったので、試乗はせずに次の候補に切り替えることにしました。

なお敷地内の試乗でEVモードでのスムーズさを体感し、感銘を覚えました。

その一方で、静かすぎるのも良いことばかりではないということを改めて気付かされました。
ちょっとした異音が気になる質の人はEVには乗れないのかもしれません。

というわけで、次回はもう1台の気になる輸入車について書きたいと思います。

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